keepassでログインフォームに自動入力できない原因の一つ
概要
パスワード管理ソフトのkeepassには、ログイン画面でidとPasswordを入力する際に「ctrl+alt+a」を押せば、自動でそのサイトに相応しいidとPasswordを入力してくれる便利機能があります。(ただし、keepassを起動しておかなければなりません)
ところが、とあるサイトでは「ctrl+alt+a」を押したにも関わらず、一言も自動入力されなくて困ったので、その原因を紹介します。
なお、keepassは以下のリンクからダウンロード可能です。無料です。
原因の前に
本記事は以下の自動入力の設定で行った時の話です。
原因
keepassのログインデータには以下のようにタイトルという項目がありますが、ここが曲者です。例えばAというサイトのログインデータであれば、タイトルには後で自分が分かるように以下のようにAという名前をつけると思います。
しかし、もしサイトのログイン画面のタイトルにAが含まれていない場合(例えば以下のようにタイトルがただ「ログイン」となっている場合)、「ctrl+alt+a」を押しても一言も入力されません。
対処法
「ctrl+alt+a」を諦め「ctrl+v」で我慢するか、keepassのログインデータのタイトルを変更するかいずれかだと思います。今回の例だと「A」→「ログイン」に変更します。しかし、タイトルを「ログイン」に変更した場合、後から見返した時に「ログイン???何処のサイトの?」となって分かりにくくなります。
なお、keepassはタイトルだけでなく以下のようにurlも自動入力の関連付けに利用することが出来ます。urlに変更しても同じような問題が発生すると思います。
まとめ
自分が後で見返してわかりやすいように、そのサイトを端的に言い表した名称をkeepassのログインデータの「タイトル」に入れるわけですが、それが対応するサイトのログイン画面のタイトルに含まれているとは限りません。逆に、サイトのログイン画面のタイトルにはない文字が一文字でもkeepassのログインデータの「タイトル」に入っていてもダメです。ややこしいですね。
エクセル2013でワイルドカードを使って番号(数値)列をフィルタした結果、一件も引っ掛からない場合の対処法
概要
以下の画像のような表があったとします。
この表の"会員番号"列の下2桁が01または03になっているものだけ抽出します。つまり、目標は以下の画像のようになることです。
うまくいかなかった方法
手順
まず、以下の画像の様にフィルタを掛けてみました。
下側には「*を使って、任意の文字列を表すことができます。」と書いてありますよね。
結果
結果は以下の画像のように成りました。
見ての通り、一件も抽出されません。
ここで、訳がわからなくなりました。
解決するまで思わぬ時間がかかりました。
うまくいった方法
うまくいかなかった理由
何故うまくいかなかったのかというと、"会員番号"列の書式が数値だからフィルターがうまくかからなかったようです。書式を数値から、文字列に変換するとうまくいきました。では、書式を数値から文字列に変換する方法を見ていきます。
手順
まずは、書式が標準(数値)となっている会員番号列をドラッグして範囲選択します。(以下の画像参照)
そして、データタブの区切り位置を選択します。(以下の画像参照)
ウィザード画面を選択していきます。まずは、「次へ」を押して次に進みます。(以下の画像参照)
次の画面でも「次へ」を押します。(以下の画像参照)
ウィザードの最後の画面では文字列を選択して「完了」を押します。(以下の画像はウィザードで文字列を選択する前の状態です)
結果
これで、会員番号列は文字列に変換されました。あとは、冒頭のフィルターを掛ければ、今度は目標の結果が得られます。
まとめ
うまくいった方法で書いた文字列に変換する部分ですが、私は初めて見たやり方でした。普通に考えれば、以下の画像のように、範囲を指定して、文字列に変換しますが、それをやった場合、一見すると文字列になっているように見えますがフィルターをかけても一件も表示されません。
上記の画像のように操作した後は、逐一、範囲内(A2〜A11)のセルを1つずつ選択し、「f2キー」を押し、「エンターキー」を押してセル一つ一つを確定させていかないと文字列として認識されないのだと思います。以下の画像はA3まで文字列に変換した時の画像です。
実は私、逐一「f2キー」を押して、文字列に確定させるのが面倒だったので、今まで数値から文字列への変換をマクロを使用してやっていたのですが、必要なかったようです。^^;
これは是非覚えておきたい操作です。
拭き跡、繊維を付けずに窓を簡単に綺麗に磨く方法
概要
窓を磨くときに、拭き跡が付いたり、拭く物自体の繊維が残ったりしませんか。
汚れを落とすだけならば、普通に窓の洗剤を布に付けて拭けばよいのですが、綺麗に仕上げたいのであれば、今から紹介する方法でやってみることをオススメします。
使うもの
これだけです。値段は高めですが、この値段の価値はあると思います。
ティッシュペーパーのような感じで複数枚入っています。
洗剤は既に一枚一枚に含まれています。
方法
できるだけ横同一方向に拭いていきます。
時々、窓から少し離れて、拭き跡がないか、汚れが残っていないか、確認しながら拭いていきます。
窓の枠付近は特に注意深く確認します。
もし、窓の汚れが酷いのであれば、この商品で拭く前に水で濡れた布巾等(とっても酷い場合は、洗剤を含ませる)でその汚れを落としておきます。
その後、窓が程々に乾いたところで初めて、この商品を使用します。
いきなり、この商品を使っても良いのですが、もったいないので。
<<注意>>
一旦開封したら、早めに全て使い切るのが原則です。
まとめ
本当にたくさんの種類の窓掃除の洗剤等を使用しましたが、何年も前から、窓はこれで掃除しています。
最近、近くのホームセンターで売られなくなりました。しょうがないので別の安くて似たようなものをそこで購入したのですが、繊維が残って困りました。
現状、私の場合はネット通販のみです。
RT-AC68Uの基本的な設定
概要
今日は、私が使っているASUS製の無線Lanルーター、RT-AC68Uの設定を紹介したいと思います。
①時刻
ここでいう時刻とはルータ自身が持っている時刻で、私の場合、最初は日本ではない国の時刻に設定されていました。(人によって違うかもしれません)
この時刻をきちんと合わせないと、ログの時刻がずれてしまいます。
RT-AC68Uにおけるログとは何時何分に何を行ったかというのをルータ自身が記録しているデータのことです。
ログを参照するのは、大抵トラブルが起こった時に原因究明をするためですが、時刻がずれていると、原因を特定するのが困難になります。
以下の画像は設定の様子です。(デモ画面のスクリーンショットを撮っています)
②無線の暗号化
無線は有線と違って、電波を様々な方向に飛ばします。ですから、暗号化しないと、ルーターの近くに居る無線Lan搭載端末を持っている人なら誰でもルーターが形成したネットワークに接続できてしまいます。→つまりご近所からタダ乗りされる可能性が出てきます。
よって、無線を暗号化しなければなりませんが、暗号化にはいろいろな種類があり、何を選ぶかでセキュリティレベルが変わってきます。個人利用であれば、このルーターでは普通、wpa2-personal(aes)またはwpa-auto-personal(aes)またはwpa-auto-personal(tkip+aes)のいずれかを選択します。なお、このルーターはデュアルバンドルーターなので、設定は2.4Ghz帯、5Ghz帯それぞれに対して行う必要があります。
では、セキュリティレベルが高い方式(wpa2-personal(aes))にすれば良いではないか、と思うかもしれません。私も、現にそう思いました。しかし、そのセキュリティ方式(wpa2-personal(aes))にしたところ、無線接続できない端末が発生してしまいました。
これはどういうことかというと、接続できなかった端末はwpa2-personal(aes)に対応していなかったのです。ルーターの設定をwpa-auto-personal(aes)に変更すると、その端末も無線に接続することが出来ました。
そういう訳なので、下の不等式の強度を参考に、周波数帯毎(2.4Ghz帯、5Ghz帯)に強度が高い順に試していき、繋がらない端末が発生しないレベルまで強度を落とすか、強度は落とさず、繋がらない端末だけはこの際無線を諦め、ルーターに有線接続するか、いずれかになると思います。
強度が高い順に並べると以下の不等式のようになります。
wpa2-personal(aes)>wpa-auto-personal(aes)>wpa-auto-personal(tkip+aes)
ちなみに以下のリンク先に書いてありますが、ipaはwpa2-personal(aes)に設定することを推奨しています。リンク先のwpa2-psk(aes)とはwpa2-personal(aes)と同じと考えて問題ありません。
以下の画像は2.4GHz帯の強度最高の設定の様子です。「WPA-PSKキー」には自分で考えた複雑なパスワードを設定します。(デモ画面のスクリーンショットを撮っています)
以下の画像は5GHz帯の強度最高の設定の様子です。「WPA-PSKキー」には自分で考えた複雑なパスワードを設定します。(デモ画面のスクリーンショットを撮っています)
③SSIDステルス化
SSIDをステルス化していない場合(デフォルト)、ルーターの近くに居る無線lan搭載端末を利用している人なら誰もがルーターが発するSSIDが見えています。
勿論、②で無線は暗号化したので、見えたところで近くに居る人はPasswordを知らなければ、原則接続できないはずです。
とはいえ、暗号化の方式によっては突破されないとも限りません。
そういう時のために、SSIDをステルス化し、SSIDもPasswordと同じように探し出さないければならないようにするという2段構えの防御を行う事もできます。
しかし、私はSSIDのステルス化は行っていません。その理由はWPSが使えなくなるからです。また、SSIDは見えていたほうがネットワーク診断アプリを使う時に便利です。よって、私はSSIDのステルス化はしていません。また、実はステルス化は大した防御にはなりません。
④ファイヤーウォール
ファイヤーウォールの設定は取り敢えずオンにしています。
以下の画像は設定の様子です。(デモ画面のスクリーンショットを撮っています)
⑤AiProtection
ここが、一番大変だったところです。結論から先に言うと、AiProtectionを私はオンにしていません。
なぜなら、オンにすると、約一日一回の頻度でルーターがフリーズするからです。
ルーターの電源を落とし、再び電源を入れると復活しますが、一日一回は面倒なのでAiProtectionはオフにしています。
最新のファームウェアアップデートをすれば大丈夫という情報がありましたが、未だベータ版なのでチャレンジしていません。
2015-11-18追記:ベータ版ではない新しいファームウェア(3.0.0.4.378.9313)が出ています。現在、そのファームウェアでルーターを稼働させています。AiProtectionをオンにし、一日以上経過していますがフリーズしていません。唯一の不満だったフリーズ問題がやっと解決しました。
2015-11-27追記:今日ルーターがフリーズしました。管理画面に入れないので、強制的にルーターの電源を落として、電源を入れました。電源を入れなおした後、管理画面に入って確認しましたが、フリーズ前後の時間にログは吐いていませんでした。この現象がAiProtectionをオンにしたことが原因かはわかりませんが、AiProtectionをオンにしたまま、もう少し様子を見てみます。
2015-12-11追記:2015-11-27からAiProtectionをオンにしていますがフリーズすること無く稼働し続けています。
2015-12-13追記:今日、ルーターがフリーズしました。やはり、AiProtectionが原因なのかもしれません。引き続き、AiProtectionをオンにしたまま、もう少し様子を見てみます。フリーズ前後のログは吐いていませんでした。
2015-12-22追記:今日、ルーターがフリーズしました。ログは吐いていません。今日からAiProtectionをオフにして運用してみたいと思います。これでフリーズが収まればAiProtectionが原因だと判明します。
2016-01-23追記:ネットの速度が遅かったため、二度ほどルーターを再起動をしましたが、フリーズは一度もしていません。私の場合çが原因だったようです。
2016-07-14追記:ファームバージョン、3.0.0.4.380_1842でAiProtectionをオンにした状態で二ヶ月以上一度もフリーズすること無く使用できています。AiProtectionをオフにしなくても、もう大丈夫でした。
以下ファームウェアアップデートのリンクです。
AiProtectionとはそもそも何なのか、という方は以下の記事に書きましたのでよろしければ御覧ください。以下の記事の「Trend Micro Smart Home Network™とは」 の部分が該当します。
⑥簡易NAS機能
もし、本ルーターの簡易NAS機能(ルーター背面にあるUSB端子にUSBフラッシュメモリなどを挿して様々な機器からその中のファイルを共有する機能)を使って、MAC、WINDOWS双方でファイルを共有したい場合、挿そうと思っているUSBフラッシュメモリのファイルシステムに注意する必要があります。通常、MACとWINDOWS双方でファイルを共有するときは、USBフラッシュメモリのファイルシステムを「exFAT」にする人が多いと思います。exFATの良さを説明するサイトがよく見つかるからです。しかし、本ルーターはexFATに対応していません。つまりexFATでフォーマットしたUSBフラッシュメモリは使えません。よって、FAT32でフォーマットされたUSBフラッシュメモリを利用します。
以下参考リンクです。
ASUS Plug-n-Share Disk Support List
購入して良かった!機能が少ない歩数計のすすめ
概要
歩数計を購入したのですが、色々な歩数計がある中で、なぜこの歩数計(HJ-325)にしたのかということをまとめてみたいと思います。
まず、歩数計に対して、私が重要と思うポイントを列挙します。
電池交換し易いか
歩数計の中にはドライバーが必須のものがあります。
交換の頻度は半年に一回くらいですから、面倒というほどでもないですが
いざというときに、ドライバーがどこに行ったかわからなくなって家の中を探しまわる気がして、電池の交換のし易さは私の中では必須でした。
ちなみに、HJ-325は電池交換する際、以下の画像の様に、手で裏側のスイッチをスライドさせると蓋を簡単に開けることが出来ます。
操作が簡単か
機能が沢山あっても、そのせいで操作が面倒になっては本末転倒です。
例えば、消費カロリーが測れたり、歩行距離が測れたり、という機能が付いていれば
歩行距離を測定するため歩幅を歩数計に入力しなければなりませんし
消費カロリーを測定するため体重などを歩数計に入力したりしなければなりません。
体重が変わったら入力し直すのでしょうか?
それに、よくよく考えてみると、正確性はともかく、消費カロリー、歩行距離共に、歩数とその他の定数(体重や歩幅など)から計算で出せますよね。
また、歩数計はスマートフォンの歩数計アプリと違い、画面が小さい、物理ボタンで操作しなければならないといった制約があるので機能を増やすと使いづらさに直結すると思います。
以上のことから自然と、最低限の機能がある歩数計を選ぼうという気持ちになりました。
値段も安くなりますし。
色々な機能を重視される方は、むしろ、歩数計ではなくスマホアプリの歩数計が向いているのではないかと思います。スマホを持っていたらですが。
PCにデータを移動して蓄積できるか
パソコンに歩数を送ることができれば、その歩数をエクセルなどでグラフ化して表示することができますし、パソコンの大容量の記憶領域に歩数のデータを記録しておくことが出来ます。
できればCSVやTSV形式でPCに送る機能があればよかったのですが、そういった機能が付いた歩数計は記事投稿現在、探しても見つかりませんでした。
PCに接続後、サーバー(オムロンならウェルネスリンクというサイト)に送信して初めてPCでデータを見られるといった歩数計はありましたが、サーバーに送信することなく、単純に自分のPCに歩数のデータを送り、そのデータを見る機能を搭載している歩数計はありませんでした。
無論、今回購入した歩数計にもそういった機能は付いていません。
三軸(3d)センサーが搭載されているか
三軸センサーが搭載されている歩数計は鞄の中に向きを気にすることなく入れておくことができます。
ほとんどの歩数計には搭載されているかと思いますが、安い歩数計の中には搭載されていないものも存在します。
どんな方でもこれは必須チェックポイントです。
音が鳴らないか
歩数計の種類によっては音が鳴るものもあります。勿論、そういった歩数計は音が鳴らないように設定することも出来ると思います。
しかし、歩数計はどこに行く時でも身につけておくものですから、音が鳴らないように操作するのは面倒だと考えました。
電池が長く持つか
電池の持ちについては以下の表を御覧ください。
似た機能の歩数計を選びました。
全く同じ機能というわけではありません。
また、あくまで抜粋した時間は仕様であり、参考程度でお願いします。
型番 | 電池がどれくらい持つか(仕様から抜粋) | 1日4時間使用に換算(反比例であると仮定) | |
タニタ | FB-731 | 約 1年(1日4時間使用の場合) | 約 12ヶ月 |
ヤマサ | EX-200 | 約10ヶ月(1日1万歩または1日4時間使用にて) | 約10ヶ月 |
オムロン | HJ-325 | 約6ヵ月(1日14時間装着時) | 約21ヶ月 |
まとめ
こういった特徴をほぼ満たした(PCへの歩数送信機能だけはありません)歩数計として、この歩数計(HJ-325)を購入しました。
使い始めて、数ヶ月ですが、使い方がわからないということはありませんし、不満ほ殆どありません。
敢えて不満を挙げるならば、歴代ベスト3が、1万歩以上でないと、記録されないことです。つまり、一年間身につけて歩いても、一日1万歩以上歩いた日が一日もないと、歴代ベスト3には何も表示されないということです。
1万歩以上歩いていなくても、歴代ベスト3であるならば、記録してほしいなと思いました。
使いやすさは間違いないので、年配の方にもオススメです。
歩数計測の正確性は以下の記事で検証しました。
よろしければ、御覧ください。
2015年9月7日追記:やっと1万歩こえました。
2015年11月19日追記:今まで2回洗濯機に入れて洗濯してしまいましたが、壊れること無く使えています!(防水を謳っているわけでは無いのに凄い!)
歩数計アプリ(android)と歩数計を比較してみました
概要
歩数計アプリと歩数計で歩数はどれほど違うのか、正確に測れるのはどちらなのか
気になったので、比較してみました。
比較する歩数計アプリ
「歩数計」という名前のアプリを使用します。
要求する権限が少ないので(沢山の権限を要求するアプリは便利になる反面、それだけ危険になりうる)、気に入って使っています。
ちなみに、このアプリに関して「端末を振っても歩数がカウントされない。歩くことによって初めて歩数がカウントされる。」と書いてあるサイトがありましたが、
私の場合、端末を振ると歩数は増えました。(nexus7 2013版で確認)
なお、アプリの設定で感度を自分で決めることが出来るのですが、感度4にしています。
比較する歩数計
こちらも振ると、歩数は増えました。
また、カラーはブルー以外に、ピンク、ホワイトもあります。
測定方法
- ①両方共にリュックに入れて歩数を計測
- ②両方共に手に持って歩数を計測
①、②共に、正確性の基準を得るため、カウンターを利用し、手動で歩数を計測することもします。
①、②共に、平らな道を緩急つけながら、時には止まったりして約10分程度歩いて計測します。
結果
カウンターで手動計測 | 歩数計 | 歩数計アプリ | |
①リュック | 1084歩 | 1088歩 | 1127歩 |
②手に持つ | 990歩 | 992歩 | 1014歩 |
どうも歩数計アプリの方は、多めにカウントしているようです。よって、感度を4から3に変更して再度測ってみます。
結果その2
面倒なので、①のみ測定しました。
カウンターで手動計測 | 歩数計 | 歩数計アプリ | |
①リュック | 1085歩 | 1086歩 | 1084歩 |
ばっちりですね。
まとめ
歩数計は歩数を測ることに特化されているだけあって、素晴らしい精度でした。
一方、歩数計アプリのほうは上手く感度を調節したら、歩数計に引けをとらないという結果になりました。
正直、歩数計アプリがこんなに健闘するとは思ってもみませんでした。
結論は以下です
- スマートフォンを持っている方で、今回行ったような感度調節が面倒でない、という方はこの歩数計アプリをオススメします。
- スマートフォンを持っているけど、今回行ったような感度調節が面倒、あるいは、スマートフォンを持っていないという方は、歩数計をオススメします。
H27年度春期基本情報技術者試験を受験してみて
概要
私、平成27年度春期基本情報技術者試験を受験しました。
独学でなんとか合格出来ましたので、使用した参考書と試験に向けて行った勉強法を紹介したいと思います。
まず、先に言っておかなければなりませんが、私はここ数年はやっていないとはいえ過去に数年間、java(プログラミング言語)、SQL(データベースを操作する言語)を独学で勉強してきました。
ですから、この試験のためにプログラミング言語、SQLの勉強は行っておりません。
なお、基本情報技術者試験ではプログラミング言語を幾つかの種類のうちから一つ選択しなければなりません。SQLも言語ですが、プログラミング言語の分野ではなく、データベースの分野で問われます。
私が使用したテキスト(記事投稿時点の最新のものに差し替えてあります)
①参考書
ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成27年度 (旧:イッキ! にわかる テキスト&問題演習・情報処理技術者試験)
- 作者: TAC情報処理講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2014/12/24
- メディア: 単行本
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②過去問題集
ニュースペック過去問題集 基本情報技術者 平成27年春対策 (情報処理技術者試験)
- 作者: TAC情報処理講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2014/12/24
- メディア: 単行本
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注意
- プログラミングをやったことがない方は上記の二冊の本だけでは合格はとても厳しいです。別途、プログラミング言語の本を買い、PCにコードを打ち込みながら勉強する必要があります。できればSQLの本も別途購入し、PCに打ち込みながら勉強するのが具体的に学べてわかりやすいと思います。プログラミングの本の中にはSQLについても触れている本が多いと思いますが、私はSQLはSQLで別途本を買うのが理想だと考えています。私が学んだプログラミングの本とSQLの本は古いので、紹介は控えます。
- どの本を選ぶにせよ、最近の本が良いです。ちなみに私は平成27年度春期の試験を受けるにあたって、①参考書は平成26年度版、②過去問題集は平成26年度秋期対策版を利用しました。プログラミングの本に関しては、7年から8年前に読んだjavaの本の知識のまま私の脳は止まっているのですが、この資格を受けるに当たり、初めて聞いたプログラミングの知識は在りませんでしたので、古い本でも問題は無いと思いますが、古い本は、当然古いosでの説明になり、現在のバージョンのosとは操作手順が異なります。sqlの本に関しても同様です。
これから上で示した①参考書と②過去問題集の特徴を書いていきたいと思います。ただし、今から書く特徴は私が利用した平成26年度版の①参考書、平成26年度秋期対策版の②過去問題集であり、最新の版とは異なることが在るかもしれません。
①参考書の特徴
- 潔く取捨選択している
- 長々と説明していないが、わかる→細切れの時間でも勉強しやすい
- アルゴリズムまで説明している
- 文章が平易
- 分厚い→その分重いので持ち運びには不向き
- 字が大きい→読みやすい
②過去問題集の特徴
- 「解くプロセス」が詳しく書かれている
- 問題編を取り外しできる→回答解説と見比べながら確認できる
勉強方法
午前対策
まず、①参考書を問題部分も含めて一周読みました。計算系の問題は読むだけでなく紙に書いて実際に計算しました。
すべて理解する必要はありません。
「①参考書の特徴」で、わかりやすいと言っておきながら、矛盾していますが、基本情報の勉強をするにあたって、様々な参考書を読みましたが、私の能力では、この本も含めて100%理解できる本に出会ったことがありません。この本が私にとってその中で一番分かりやすかったという事で紹介しています。
今でさえ書籍後半の「システム監査」等は理解できていません。^^;
とはいえ以下の部分は重点的に読んで、理解しました。
- 基礎理論(2進数、10進数、16進数等の進数表現等)
- ネットワーク(ipアドレス、macアドレス、ルーター、DNS等)
- データベース(正規化等)
- セキュリティ(公開鍵暗号、共通鍵暗号、SSL等)
- プロジェクトマネジメント(PERT、EVM等)
一周した後は、また一から繰り返すというより、本をパラパラめくって覚えていない部分や問題をピックアップして復習していきます。
これは午前や午後の過去問演習に進んでも並行して行いました。
頭にだいたい入ったと思ったら、②過去問題集の午前試験を二時間半の時間を測って全問やってみます。
ココで大事なのはどの程度出来るかです。
60点以上取れるのか、取れないのか。
②過去問題集の解説を読んでもわからない時があれば、①参考書に戻ります。
それでも理解できなければ、諦めます。
分かる部分が60点以上あればそれで良いと思います。
決して100点を目指しません。
独学なので、仕方ありません。
コンスタントに60点を超えられるように成れば、午後の過去問演習に進みます。
午後対策
午後対策の前に
この資格で一番大変なのは午後試験で60点以上取ることです。
午後試験は午前試験と違い、読解の側面が強いです。
以下のリンク先で午後の過去問題が閲覧できます。
午後対策のポイント
午後対策は「プログラミング」と「アルゴリズム」が一番重要なポイントになると思います。
平均して難易度が一番高いと私は感じているのがその理由です。
にもかかわらず、プログラミング(一つの言語を選択する)とアルゴリズムは必須問題であり、なおかつ両方合わせて100点満点中40点を占めます。
60点以上で合格なので全て落とすと、非常にまずいです。
以下それぞれの勉強について書きたいと思います。
プログラミング
私はプログラミングに関しては冒頭で述べた通りで、別途本を買って勉強することはありませんでした。
とはいえ②過去問題集の午後試験に出てくるほとんどのjavaの問題は解きました。
解いてみて、問題のテーマとなっている概念(私の場合は「スレッド」)について理解が不足していると感じたら、インターネットで調べました。
プログラミングを経験されたことがない方は、別途プログラミングの本を買って一から勉強する必要があります。
ネットの情報だけでプログラミングを習得したと仰られていた知人が居ますが、私には無理でした。
本で体系的に勉強した後、初めてネットで言わんとすることがわかりはじめました。
また、私はアルゴリズムよりもプログラミングに比重をおいた学習をしました。
勿論、アルゴリズムに関して端から諦めるのではなく①参考書のアルゴリズムに関する部分は勉強しました。
本番で万が一、簡単な問題がアルゴリズムに出てくるかもしれませんので。
アルゴリズム
私が一番苦手な分野です、、、、。
過去問を解いていても時間が全然足りない。
複雑で頭が痛くなる。
正答率も悪い。
といった有り様でほんとうに参りました。
①参考書でもアルゴリズムの解説はありますが、それを理解しても
過去問では惨敗でした。
本番では殆ど分からず、カンで回答した程です。
別途アルゴリズムの本で解き方を勉強すべきなのかもしれませんが
アルゴリズム以外で60点以上取れればよいと思い、アルゴリズムの本も買いませんでした。
具体的な午後演習
まずは、過去問の午後問題を時間を気にせず大問一問づつ区切って解いてみました。さすがに午後問題を一気に二時間半の時間を測って全て解いていく時間も自信も気力もなかったので^^;
そして、時間を掛ければ(過去問に書かれていた目標時間を超えていますが)少なくとも60点以上解けるようになるまで②過去問題集と①参考書の往復をしました。(100%は目指さない)
ここでも、午前対策と同様に、②過去問題集の解説でわからない部分は①参考書で確認し、それでも分からなければ、諦めます。
あくまで60点以上取れればよいので。
あとは②過去問題集に書かれている目標時間内に終わるように時間を短縮していくという流れです。
本番において解いていく順番も午後の演習を通して、確定させます。
私の場合は以下の順番で解くことを確定させました。
①前半の問題は得点を稼ぐつもりで丁寧に読み一問一問回答していく
↓
②後半のアルゴリズムは苦手分野なのでまずは飛ばし、
先にプログラミングを解く。ここで、時間が掛かっても良いので何とか点数を稼ぐ
↓
③時間が余れば、アルゴリズムの最初の部分だけでも解いてみる。
苦手なので、時間内にアルゴリズムを解き切った試しがないのです^^;)
二時間半の時間を測って過去問を解く作業は午後試験に関しては行っていません。本来はやった方が絶対良いです。
まとめ
試験場では、午後試験の途中まで順調に進みましたが、プログラミングの問題でよく分からなくなり、焦りました。焦りのせいで、プログラミングをじっくり考えず放棄し、アルゴリズムへ踏み込みましたが、過去問題集で惨敗しているアルゴリズムが本番で出来るはずもなく、時間を消費してしまいました。
その後、再び、プログラミングの問題にチャレンジし、何とか解きました。
プログラミングの問題を解き終わった後は、時間ギリギリで、解けなかったアルゴリズムをマークするので手一杯でした。
マークミスがないかどうかの点検は出来ず、結果発表まで不安が残りました。
結果は午前88.75点、午後は80.50点でした。やはり、アルゴリズムはほぼ全滅でした。